父の日のプレゼントに贈ったコーヒー豆。

定年退職をしてから、暇を持て余すようになった父に、何か良いものを贈りたいと考えていました。
とは言え、物欲もなければこれといった趣味もない人なので、何が良いのかわかりません。
そんなとき、若いころからコーヒー好きだったことを思い出し、誕生日プレゼントにコーヒーセットをプレゼントすることにしました。
せっかくなら、挽いていない状態のコーヒー豆とミルも入れよう。豆は、何種類か買った方が良いかな。ロクメイコーヒー自家焙煎スペシャルティコーヒーもいいかな。
そんなこんなで、しっかりとしたそれなりにお金をかけた贈り物となりました。
父は、想像以上に喜び、さっそくコーヒーを作ると言い出しました。
もともと手が器用なこともあってか、サクサクコーヒー豆を挽いてゆっくり丁寧にお湯を注ぎ、特別なカップに淹れて飲ませてくれました。
実は、自分でコーヒーを挽いて淹れたものを飲むのはこれが初めてで、私もドキドキしながら口にコーヒーを運びました。
何とも言えない良い香りが口いっぱいに広がり、想像以上のできにびっくりしました。
意外にも、まるでお店で飲むような味だったのです。
「どうだ、やっぱり俺が凄いだろう!」そんな声が聞こえてきそうな満足そうな父の顔を見て、良いものをプレゼントしたなと思いました。